インセイン 現代日本シナリオ『みかがみ様』

この記事はもともとオンラインセッションのおしらせ記事でした。

セッション自体は以下のように無事終了いたしました。

 

〜場所と時間〜<

・どどんとふアインサーバRoom231

・1日目:10月28日(火)の20:00〜24:00に行いました。(1日で終わらなかった!!!)

・2日目:11月13日(火)の20:00〜25:00に行いました。(終了時間1時間押し!!)

 

参加くださった4名のかた、ありがとうございました。

 


と、いうわけで、

 

上記日程のセッションで使用した、

マルチジャンル・ホラーRPG「インセイン」用のシナリオを公開しています。

記事末尾のリンクからシナリオ全文のPDFをダウンロードできます。

シナリオはA4サイズで作成していますが、

1ページをA5サイズに縮小すると、ハンドアウトが丁度よいサイズで印刷できます。

 

※使用に許可などは必要ありませんが、

  ツイッターやブログコメントに何か一言残していただけると、

  管理人が喜びます。また今後の励みになります。

 


 

インセイン 現代日本シナリオ(PL3〜4人)

 

   みかがみ様

 

 

〜今回予告〜

 

『みかがみさま、みかがみさま、哀れな私の願いをお聞きくださいませ。

哀れな私に素晴らしき天国の景色をお見せくださいませ』。

貴船の高校のどこかにあるという『大鏡』。夕方5時55分ちょうどにその鏡の前に立ち、

呪文を唱えると、死後の世界を見ることができるという。

だが、その『大鏡』がどこにあるのか。それは誰も知らない……。

ある有力な情報を得た私たちは、好奇心から大鏡の捜索に乗り出した。

このときの私たちは、まだ知らなかった。この鏡の捜索は、地獄への入り口だということを……。

 

 

〜レギュレーション〜

 

このシナリオでは、以下のレギュレーションで行うことを確認する。

・このシナリオはPL3〜4人用に作成されている。

・このシナリオは「インセイン」基本ルールブックのみ使用することを想定して作成されている。

・PC本人の秘密は導入フェイズ終了時に閲覧が可能になる。

・本シナリオは協力型に近い特殊型シナリオとなっている。

・「プライズ」を獲得したキャラクターは、「プライズ」の秘密を自動的に獲得することができる。

 この時、感情を持つ相手への情報共有も発生する。

・所持していない「プライズ」は、「プライズ」が公開されていれば、

 調査によって秘密を獲得することができる。

・ただし秘密の獲得について条件がつけられている場合は、そちらの指示に従う。

・双方の合意があれば「プライズ」の受け渡しは可能とする。

・「場所」や「情報」の『居所』は調査できない。

・このシナリオには「怪異度」というパラメータが設定されている。

・PL4人の場合、このシナリオのリミットは3である。

・PL3人の場合、このシナリオのリミットは4である。

・このシナリオに登場する人物、団体は実在のものとは一切関係がない。

 


 

~プレイヤーハンドアウト~

 

舞台が高校なので、高校生、高校教師などの、

高校関係者を推奨します。

 

PC1

私は「大鏡」の捜索に参加することにした。

そもそも「黄泉の鏡」の捜索隊を結成したのは、

この私である。私は怪談が大好きだ。

私は独自に入手した情報によると、

貴船高校に伝わる怪談の1つ「みかがみ様の大鏡」は、

実在する可能性が高いようだ。ぜひ実物を拝まねばならない。

私の【使命】は『怪談の真偽を明らかにする』ことだ。

 

 

PC2

私は「大鏡」の捜索に参加することにした。

私は実のところ現実主義者であり、

「怪談などに夢中になるよりも、もっと有意義な活動があるだろうに」

と、思っている。

だが、口ばかりで度胸がない人間と思われるのもしゃくにさわる。

この怪談が噂に過ぎないことを証明してみせようじゃないか。

私の【使命】は『怪談の真偽を明らかにする』ことだ。

 

 

PC3

私は「大鏡」の捜索に参加することにした。

私は最近「最愛の人」を亡くしてしまった。

けれど、なんとしても、もう一度「最愛の人」に会いたい。

死者が映るという「みかがみ様の大鏡」を探しだすことができれば、

「最愛の人」と再会することができるかもしれない。

私の【使命】は『「最愛の人」とコンタクトをとる』ことだ。

 

 

PC4

私は「大鏡」の捜索に参加することにした。

私は人からの頼みごとを断れない。

そんな星の下に生まれているらしい。

PC1からの頼みをどうしても断りきれず、

「大鏡」の捜索に参加することになった。

何事もなければいいのだが……。

私の【使命】は『貴船高校の日常を守る』ことだ。

 

 


~シナリオ本文~

※ プレイヤーのかたは読まないでください