みなさん、SF好きですか?
僕は大好きです。
そして、日本で最も有名で、最も愛されているSFが何かわかりますか?
もうお分かりですね。
「ドラえもん」
です。
2022年3月に「映画ドラえもん のび太の小宇宙戦争2021」が公開されました。
そのレビューを書きたいところですが、今回は先駆けて2月26日に地上波放送された「ドラえもんのび太の新恐竜」の感想です。
が地上波で初放送されたので、子どもたちと一緒に見ることにしました(録画で)。
実のところ、新ドラの映画自体まともに見たのは初めてです。
いやあ、見入ってしまいますね。さすがドラえもん。
のびたの新恐竜はどんな作品?
この作品はドラえもん映画作品初期の「のび太の恐竜」のリメイク……ではなく完全な新作です。
リメイクのつもりで見ていたら、生まれた恐竜がフタバスズキリュウじゃなくて驚きました。
完全におじさんの反応ですね。
のび太の新恐竜の雰囲気は?
中盤までライトな雰囲気で進んでい来ます。旧作ののび太の恐竜に見られた緊迫した雰囲気は薄く、楽しげな様子で物語は進んでいきます。
しかしクライマックスに入ると、雰囲気は一転。
緊迫感に包まれます。
4歳の娘はマジ泣きしていました。
怖かったのか、感動したのか分かりませんが、子どもの心に何かが刻まれたようです。
のび太の新恐竜の感想は?
ドラえもんは、子ども向けのイメージが強いアニメですが、意外とハードなSF冒険物語の面があります(特に映画)。
僕が子どもの頃は、夢とロマンが大いに刺激されたものです。
本作のび太の新恐竜は、旧ドラの大長編が大好きだった身からすると、随所に旧作のオマージュが見て取れて、懐かしい気持ちをくすぐられました。
自分が子どもだった時の感動と、娘が今感じている感動がオーバーラップする感覚です。
クライマックスで試練として登場するのは、旧ドラの映画作品にも登場した「アレ」で、ある意味リメイクのような形となります。
これも旧作ファンからすればニクイ展開と言えるかもしれません。
今後のドラえもん映画にも期待!
さて、いよいよ公開された新作映画「のび太の小宇宙戦争(リトルスターウォーズ)2021」。
果たして、旧作の小宇宙戦争をリスペクトしつつも、超えることができるのか。
期待して見ることにしましょう。