都市伝説解体センターという都市伝説を解体してみる

某SNS上でやたらと評判の良い「都市伝説解体センター」をクリアしました。

これだけ評判なゲームなので、自分も感想を書こうと思っていたのですが、思ったよりも筆が進まないのでお蔵入りしようと思ってました。

が、数日たってやっぱり書き残しておくべきだなと思ったので、書きます。

 

都市伝説解体センター

・ジャンル:アドベンチャー

・プラットフォーム:Nintendo Switch(Steam版もあります)

・総プレイ時間:10時間程度?

・パブリッシャー:集英社ゲームス

・デベロッパー:墓場文庫

 

 

感想

絶賛のポストが乱舞している本作ですが、僕の素直な感想としては「面白いけど、思ったほどではない」という評価です。

ちょっと評判のせいで、期待値が上がりすぎた感があります。

具体的には、以下のような感じで感想が推移していきました。

 

第一話:おもしろい。念視システムも新鮮味があり、シナリオの完成度も高い。

第ニ話:なんか話が変。微妙に自分の思っていたものとズレを感じはじめる。

第三話:なんか、むりやり都市伝説を特定していてこじつけを感じる。

第四話:やることが同じなので、システムに飽きを感じ出す。

<中略>

最後:面白い展開なんだけど……なんか予想してた。

 

といった感じ。

本当に突き刺さるゲームを遊んだときは「一本とられた!」感覚があるのですが、僕は

このゲームからはそれを感じませんでした。

 

評価

良い点を挙げてきますと、まず丁寧で遊びやすくできていることが挙げられるでしょう。

誰でもクリアできる作りになっているため、物語が楽しみやすくなっています。

また、全体的なシナリオがよくできています。

SNSのこわさを前面に押し出しており、ネット+都市伝説が好きな人にはクリーンヒットすると思われます。

そして、何より音楽が良いですね。

主題歌やクライマックス、SNS調査のBGMは気に入っています。

 

次に「ここがよくない」と思った点です。

概要でも挙げましたが、四話くらいから作業が面倒になってきます。

そのうえに、推理の邪魔になる情報が頻出します。

また、話の運び(話の展開の仕方)が雑と感じるところがあり、「ん? なんで今のセリフになったの??」となったことも。

あとは、遊びやすさを追求しているためか、ヒントが多いと感じました。

前述のように、全体のシナリオはよくできていて、それが収束する終盤の展開が評価されるのもわかるのですが……作中にヒントが多すぎて、なんとなく最後の展開が予想できてしまったんですよね。

なので、あんまり驚かなかったのでした。

 

総評

「都市伝説解体センター」は、ミステリーよりはホラーに寄ったゲームだと感じました。

怖さや不気味さを体感するのが主で、綿密なロジックに感動して脳汁が出るようなゲームではありません。

整合性を緻密に考えると「そうはならんやろ」みたいな気分になります。

雰囲気やシチュエーション重視。こまかいことは気にしない!

ミステリーや謎解き方面が好きな人がやると「なにこれ?」となる可能性も、あると思います。

魅力的なゲームであるのは間違いないですが、これだけSNSで盛り上がったのは、集英社ゲームスによるマーケティングの成功が大きいと思います。

商品展開や広報とかばっちりですもんね。

「SNSの都市伝説」をテーマにした作品として、その恐ろしさを自分自身で体現するのだからまったくもってアッパレです。

SNSで爆発的に広まった評判まで含めて、「都市伝説解体センター」という作品なのでしょうね。

 

 

……というのが、途中まで書いていた感想です。

これを書いたあとから、僕の頭の中で「都市伝説解体センター」の主題歌「奇々解体」がずっと流れていて止まりません。

 

これだけ批判的な感想を持ったというのに、まんまと、「都市伝説解体センター」という呪いにかけられてしまったようです。

ミュージックビデオも公開されたので、ぜひぜひみんなで呪いにかかりましょう。

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