ニンテンドーswitchのヘラクレスの栄光3は面白かったのか?
前回、ヘラクレスの栄光3について語ったので、今回はヘラクレスの栄光4の話……のつもりでしたが、3をクリアしてしまったので、今回はニンテンドーswitch版G_MODEアーカイブ「ヘラクレスの栄光3」を完走した感想です。
ヘラクレスの栄光3の概要は前回記事を参照してください。
完走したぶっちゃけた感想
噂のストーリーのどんでん返し。
なるほど面白いと思いました。
が、
「押し寄せる感動!!」「怒涛のような衝撃!!」のようなものはありませんでした。
どんでん返しがあるとわかっていたせいもありますが、あんまり感情移入できませんでした。
その理由を少しばかり考えたので、述べていきます。
テンポの良すぎるゲーム性
普通、「ゲームのテンポが良い」というのは褒め言葉なのですが、このゲームの場合、テンポが良すぎです。
- MPが尽きる前にどんどんレベルアップ(そしてMPも回復)
- ダンジョンがめちゃくちゃ短い
- サクサク進むストーリー
快適です。
快適すぎてストーリーに浸る間もなくストーリーが進んでいきます。
1つ1つのイベントがあっという間に終わるので、あまり頭に(心にも)残りません。
親切すぎる目的地表示
このゲームではご丁寧に、次に向かう場所がマップ上に明記されます。
おかげで詰まることなくサクサク進めます。
はい。
これまた、サクサクの替わりに「探索する」「考える」という体験を失っているのです。
つまりゲームが作業化してしまうんですね。
だから冒険してきた思い出のようなものが残りにくいのです。
総評すると惜しいの一言
ストーリーは確かに良いです。
いろいろな伏線がつながっているのも見事だと思います。
だけど語り口というか、ゲーム性でストーリーの魅力を出し損なった。
そんな感触を受けました。
惜しいです。
ちなみに原作であるスーパーファミコン版は逆にテンポが悪すぎたそうです。
3のストーリーが感動する理由は、そのテンポの悪さが一役買っていたのではないかと邪推します。
今後、プレイする人のためにアドバイスすると、あんまり急いでプレイしないほうが良いです。
世界をてくてく歩いてみたり、街の人の話を全部聞いてまわったり、このゲームの世界を楽しみながらプレイするのがオススメです。
ゲームスタートからクリアまで賞味6時間半なので、もう一周プレイしてみてもいいかなぁ。
RTAやってみてもいいかもですね。
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