ただ単に「カタン」と言ったほうが有名かもしれませんね。
過去にドイツボードゲーム大賞も受賞した名作ゲーム。
ずっと物置の中にしまわれていたこのゲームを、台風で暇な子どもが見つけて「やってみたい」というので、引っ張り出してきました。
同様のボードゲームである「カルカソンヌ」は、以前ルールを簡単にして、遊んだことがあります。
……が、さて「カタン」ではどうなることでしょうか。
「カタンの開拓者」はどんなゲーム?
あなたがゲーム好きであれば、当然このゲームのことはご存じなので、このパラグラフは読み飛ばしていただいて構いません。
……というくらい有名なゲームですが、いちおう解説。
「カタンの開拓者」は未開拓の島「カタン島」を舞台に繰り広げられる「島を開拓していくゲーム」です。
プレイ人数は3人か4人。最初に「開拓地」をつくりそのを拠点に資源を採掘し、道や新たな開拓地を作っていき、街を作り、騎士を呼び寄せて島を発展していくというゲームなのです。
このゲームの肝の1つは「プレイヤー同士の資源の交換」にあります。
なんと、各プレイヤーが持っている資源を自由に交換してよいのです。
もちろん「双方の同意において」ですが。
自分の欲しいものと、相手が欲しいもの。
それを考えて交渉していくことが求められる知的なゲームなのです。
「カタンの開拓者」は何歳からできるの?
パッケージを見ると、「カタンの開拓者」の対象年齢は8歳以上となっています。
が、正直、ルールを駆使して勝利を目指すのは8歳でも厳しい気がします。
ゲーマーの親父に勝つのはかなり困難だと思われます。
意外と、覚えることも多いんですよね。
前述の「交渉」だけでなく、「資源を使用する量」「発展カードの中身」「貿易のルール」「盗賊の効果」など、把握しておくべきルールがたくさんあります。
やりながら慣れる面もありますけど、人生ゲームのように簡単でないことは確かです。
「カタンの開拓者」は5歳児でも遊べるのか?
さて、5歳児でも「カタンの開拓者」は遊べるのでしょうか……。
結論を先に言ってしまうと、厳しいです。
「カルカソンヌ」のように、ルールを簡略化させればなんとなかなると思っていたのですが、カタンはルールが完成されすぎていて、どこか簡略化させると、ゲームバランスが崩れてしまうのです。
最初はルール説明も兼ねて「発展」と「貿易」をなしにしてプレイしてみたのですが、そうすると、恐ろしいほどゲームが進みません。
しかも、最初の開拓地の配置を鉱山や麦畑にしてしまうと、詰みます。
最大騎士力賞もなくなってしまうので、10ポイントへの道のりが長い長い。
とてもつらいゲームとなっていました。
それでもなんとか遊んでいる5歳の娘。
頭を振り絞っているせいか、退屈だからなのか、とても眠そうでした。
「カタンの開拓者」を5歳児と遊ぶには?
結論から言うと、「カタンの開拓者」を5歳児と遊ぶのはオススメできません。
ただ、6角形の島パネルを組み合わせたり、街や開拓地などを置いて遊ぶのは楽しいので、自由な島づくりゲームとして遊ぶのはいいかもしれません。
どうしても、ゲームとして遊ぶというならば、以下のようなルールでいいのではないかと考えます。
- 「発展」と「港」はなしにする。
- 「鉱山」から「鉱石」の代わりにレンガが出る
- おなじ資源2枚で別の好きな資源に交換できる
- 出目7は人の資源を1枚もらえるだけ
- 5ポイント先取とする
つまり、ひたすら道と開拓地を作って、先に開拓地を3つ作った人が勝ちというゲームにしてしまうわけですね。
現時点では、まだこのルールでは遊んでいません。
これで遊んでみてダメだったら、またダメだった理由を報告したいと思います。
というわけで、
まて、続報!!
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