最近、めっきり電子書籍で本を買うことがおおくなりましたが、久しぶりに紙の本を買ってしまいました。
という本です。
みなさんは結婚相手をどう選びますかね?
やっぱり好きな人じゃないと嫌ですかね?
ということで、この本の概要と感想を書き残しておきます。
とりあえず結論だけ言うと、「結婚したいけど、いい人が見つからない!」と思っている人にはオススメの本です。
「恋愛結婚の終焉」の概要
本書はタイトル通り「結婚相手に恋愛を求めるのは終わりにしませんか?」的な内容のものです。
「結婚するために恋愛する」ということは、人類の歴史を紐解けば普通のこと……ではない、というのが本の前半の主旨です。
その根拠が大量に書いてありますので、興味がある人は実物を参照ください。
「やっぱり結婚するなら好きな人でないと!」という思う人は、とりあえず読んでみて、既存の価値観を揺さぶられてみましょう。
そして後半は、「それではどうするべきか(どうあるべきか)」を書いてあります。
語弊を恐れずに端的に結論を述べると、「一時の感情に流されず、一緒にがんばっていける信頼できる相手を探しましょう」ということです。
……そんな相手が簡単に見つかれば苦労はしないのですけどね。
逆にいえば「ほかの条件(年収、容姿、おもしろさ等)なんてどうでもいいでしょ?」 という話です。
一時の感情を優先して条件を狭めないほうがいいよ、という話なんですね。
このように「結婚できない人」に向けた提言もありますが、それだけにとどまらず、社会や企業が、今後どう対応するべきかということにも言及しています。
このあたりは、ちょっと風呂敷が大きい話ですね。
婚活関連事業をやってる方などが読むと、ためになるのではないかと思います。
「恋愛結婚の終焉」の個人的な感想
実は私は婚活支援している事業のWEBサイトを構築していたりします。
その伝手で結婚や婚活のニーズについて情報収集しているので、常々感じていたことを言語化してくれた本だな、と思いました。
なので、新しい発見は少なく、大きな驚きはなかったです。
ただ、「よくぞ、まとめてくれた!」と思いました。
現代婚活市場のまとめ本としては有益だと感じます。
せっかくなので私が構築しているサイトを紹介しておきます。
たくさん人が来てれるとGoogle Analyticsの数値が上がって楽しくなるので、お立ち寄りいただけると嬉しいです。
「恋愛結婚の終焉」は、こんな人におススメ
というわけで、本書は多方面に向けて提言を書いてあるものの、メインターゲットは結婚できない人、特に結婚できない女性だと感じました。
「結婚したいけどいい人がいないという」人(特に女性)は一度読んでみてください。
視野が広がって、今まで対象と思わなかった人も結婚相手として見えてくる……かもしません。