成否を決めるキタイの不思議(その1)

仕事でちょっと嫌なことがありまして。

どのくらい嫌だったかというと「畜生! 転職だ!」って思う程度のちょっとですね。

冗談はさておき、簡単に言うと仕事がうまくいかなかったのです。

で、失敗理由を考えてみたところ、初手の期待値コントロールを誤っていたんだろうなぁと、思いました。

期待値コントロールっていうのは、クライアントに持たせる「これくらいやってくれるだろう」って気持ちのコントロールのことです。なんかの本に載ってました。この本だったかな? うろ覚え。

 

コントロールを誤って、期待を高く持たせすぎてしまうと、どんなに頑張っても「え? そんだけしかできないの?」ってなってしまうので、負け戦確定です。

なので、仕事を始める前はクライアントの期待値を下げることから始めたほうがいいですね。

で、仕事はちゃんとやって成果を普通に出せば、「予想以上の出来栄えだ!!」ってなってくれるわけなので。

ヤンキーがいいことするとイイヤツに見える理論ですね。

だから、クライアントの期待MAXの状態で引き継がれる仕事なんて禄なもんじゃ無いです。……あ、これ一般論ですけど。

できないことはできないと言って断ることも重要なんですよね。

というわけで期待は「持たず、持たせず、持ちこませず」の精神でがんばりましょう。

期待をせず生きると、人に優しくできるらしいですよ?

何事にも、何人にも、期待せずに生きたなら、今日も明日も氷のように、冷たく静かに心穏やか。

 

まあ、そういうことです。

 

(つづく)